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2014/12/02

やるやらと学ぶ人名講座 第2章 世界の姓  - ドイツ・ベネルクス編 Ⅱ -

17◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:15:28 ID:oaSKaYcU

第2章 世界の姓  - ドイツ・ベネルクス編 Ⅱ -


18◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:15:48 ID:oaSKaYcU

 ,ヘ´}             r―‐=≦\\ー‐- 、
ィ ,ノ{                /ヽ∨∨∨∨∨∨ ‘:,
{ {-{.  /)           | / ∨∨∨∨∨∨V }    ・・・・・・さて、続きを始めようか。
_}} ‘,_/ ,′         l/ゝ、}ハ∧ハ∧ハ∨{
ノ     {          r=ミ,__r―<zzハ{-<∨}
 __/  /          人_ ノ=乂___,ノ  ん'|∧!
   _/l{           / l (_ ノ____ ィ  厂?ー‐
¨¨「//{           ,′,∧ 〕:.:.:.:.:.ア  ,ノ--/
=≦:./  {       厂  / /丶`¨こ´ 。o彡 ,.′
―<   ‘:,    /  _/  ≧=≦    /
        ‘:, ‐=彡   |    /  } ‘:、  /
:,        `:,   __l   ,′/⌒7´\,′
‘:,          /        ,′,'  {   ,′ 厂 ̄



             / ̄ ̄\
             /  ヽ_  .\       えーっと、たしか、前回は、
            ( ●)( ●)  |       トイトブルク森の戦いでローマを退け、
           (__人__)      |       ドイツでのゲルマン語の優位が、
            l` ⌒´    |       確立された所まででしたね。
           {         |
           {       /
       _. -: ´Λ     _.へ` 、
      r<: : : : /:|: :、  ̄r'    \ :\_
    /: : :l : : : : : :\`IエL>、    >ヘ::Λ
    |: : : ト、: : : : : : : : : : : : : `ー/ : : V |
    〈: : : :::: _ -¬--―-、: : く:r 、: : : V }
    /: : :_ン´: : : : \ ,___, ィ ): : :`く : : : ヘ|


19◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:16:04 ID:oaSKaYcU

                _ _ __ _ r-、
                  {.r、\\`㍉、`\i\¨ミ、
               /Ⅵi\\\  \ .\.Ⅵ `㍉     ふむ、それじゃあ、今回は、
              ,イ彡iiⅥム ヽ  ヽ  \ .\}\∧     ローマ時代のゲルマン人から
               }彡ニハⅦiム  \ \  .ヽ .∨ Ⅵ     始めるとしようか。
                 {/,イ `¨¨∧ .i i        .∨i}i
              Y//      .∨| | | |i i } l!Ⅵ}
                 {i i,ィzzzzミ、 .乂i}i 从乂八il } i乂、
             {`Y ,ィ==r=ァミ、___,Yrィ尨ラ.}i}从{i ノノ
             人 {(弋__`彡豸⌒}i}_`⌒".ノノ  }/}
               `Y`ー====彳i⌒` ‐==‐'.,ィ  iノノ
                         、_,ィ  . ,イ  /ミ、
                  人  `‐-= zzz-≠彡′/{㍉ ヽ_
               /  .\  `ー‐‐‐    /ノiト、i} }i:i: Yヽ、
      ____,..-'/  /i} >‐-  --,..イ./ / ./ ./i:i:  i ` \
    /i}_____/  /./}   /ゝヘ    ./ ./ ./ i{i:i:  i}乂  `ーミ、____
   /乂⌒/  i/   /./i∨ j /}´⌒i}     ./ ./  ヽ___///i`㍉____   〉、
  / //  / , -'"   /./  i/__./i迄亥イ\  ./ ./        i}/ i:i:/  ヽ/⌒\
 / //_,..       /}   {ii: i/⌒㍉}彡' Уi:i:i:/       i}i:i:i:i:/   /    ∧


20◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:16:18 ID:oaSKaYcU

     _ _
    r、ヽヽ ,..
      l.i^iヽヽ! l                       さて、この当時・・・・・・紀元1~4世紀のゲルマニアを
     `、ヽ   `!                      知る資料は、彼らが、当時、文字を持たなかった為、
       `、 `  {                      ローマなど同時代の他者から見た物か、
      ヽ  , ヘヘ                     現代でも残っている痕跡から類推するしかない。
       ヽ' /  \
        く 。.    \          ,.-、、ヘ        これらから察するに、当時、彼らは、姓の代わりに
         \゚ 。    \       ,.._彡ミ',ハ、      父称やあだ名、居住地によって 個人を識別し、
            \     `ゝ、._  ,イヽ (_ノ彡,  ヽ      神々の名前や属性を表す言葉を組み合わせて
           \       __ヽ.l. ヽi、 `i彡ノ// `;-    個人名を命名していたらしい。
          _ ヽ-─   ̄__,..-l、     L./// ,F`
        ヽ´     _. -‐'ニィ○l `` ‐_,ーイ//,ト
        /ヽ`=i ,.-'´, - '´,. ヘ. _,!‐.ニ∠._,.-`  !、
        /   //_..i'  /'"l∠ _,.-─‐,.、 `_ヽ、 ヽ
        /  /‐-´-〈 イ ...._i'_     i' r(ヽ! l'´  .i
       ,'   /      i ヽ   l、`ヽ-、/{ヽヽヽ!ミミ、`、
      ,'   i'      i.  ヽ   l、  ̄li. i `   lトl `゙ ヽ
        i  /l      ヽ,.-'′   l、   lヽ   ノ ,!   `、
      ,l. /.{             _   l、  ! `l,.'- ´    /
     ./l/  ! l       _.- '´ ヽ. i、 l.\--  ..._ /


21◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:17:14 ID:oaSKaYcU

     ____    ━┓
   /      \   ┏┛
  /  \   ,_\.  ・
/    (●)゛ (●) \
|  ∪   (__人__)    |      どういう事だお?
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <メモメモ



    / ̄ ̄\
  /   _ノ  \       ふむ、
  |    ( 一)(●)      あだ名や居住地は、大丈夫だな?
  |     (__人__)
   |     `⌒´ノ       これまで何度か説明した通り、その人の特徴や
   |   ,.<))/´二⊃     住んでいる場所で個人を判別していたという事だ。
   ヽ / /  '‐、ニ⊃
   ヽ、l    ´ヽ〉       もう一つの父称は、イタリア編を覚えているか?
    ,-/    __人〉
   / ./.   /    \       父親の個人名に特有の接尾辞を付けたり、
   | /   /     i \     父親や先祖の名前を姓の代わりにしていた奴だ。
   |"  /       | >  )
   ヽ/      とヽ /
    |       そ ノ


22◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:17:31 ID:oaSKaYcU

     ____
   /      \
  /  ─    ─\      ああ、ミケランジェロの例で出た奴かお。
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <メモメモ



            / ̄ ̄\
          /_ノ  `⌒ \
    _     .| (● ) (⌒ ) .|     そうだ。
    | !    | (__人___)   |
    | !    |  ` ⌒ ´    .|     ゲルマン人は、現在の中東諸国の様に
    | !   ,.-,|          |      これを姓の代わりにしていたらしい。
  ._,ノ ┴、/ ,/ .|        /
  .r `二ヽ ) i ヽ        /
  .|  ー、〉 /   〉      <
  .|  r_,j j / ̄   '' ̄  ⌒ヽ
  .|   ) ノ/ {       ィ,  }
  ノ   ,/   |         |{  |


23◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:17:52 ID:oaSKaYcU

   / ̄ ̄\
 / ノ  ヽ /\'ー、       ,, ..,、
 |  ( ●)( /  .\` 、   . // /    何故、彼らが、父称を使っていたのか。
. |  (__人/     \ヽ、,.// ../
  |    ` /       ``77   /     それを解くカギは、古代まで遡るとされている。
.  ヽ   /          / /   /
   ヽ.. /      fヽ、/ / , -,./
   /./     r-、 ヽ ∨,ノ /
   |. \   〈\.\,〉 `,  f
    | . \  (ヽ ヽ `..   |
    |    .\ \      ノ



             ____
           /   ― \     古代・・・・・・かお?
           /   (● )  ヘ\
        |   (⌒   (● ) |
         ヘ     ̄`、__)  |
           ヽ           |
         , へ、      _/
            |          ^ヽ
            |      1   |



             / ̄ ̄\
           /   _,ノ `⌒     ああ、そうだろ。
            |   .( ●)(●)
.             |    (___人__)    現在の欧州各国の言語の祖とされる
             |        ノ    印欧祖語を話していたインド・ヨーロッパ語族の者達は、
              .|        |     元々は、遊牧民であったとされているんだ。
              人、       |
          ,イ:. ト、ヽ、 __ ,_ ノ
    ,. -ーー -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
  /..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、
. { :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. 、_
  '| ::::::::::::::::::::::..`、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..`ヽ
  '| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ


24◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:18:08 ID:oaSKaYcU

       _,    _,     _    _     _    _,    _    _
       |_|_|   |_|_|    |_|_|   |_|_|    |_|_|   |_|_|   |_|_|   |_|_|
    | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_
    |  _| |  _| |  _| |  _| |  _| |  _| |  _| |  _|
    |_|   |_|   |_|   |_|   |_|   |_|   |_|   |_|
        ∧,,∧           ∧,,∧          ∧,,∧
     ∧,,∧(・ω・´)       ∧,,∧(・ω・´)      ∧,,∧(・ω・´)
   ε=━┓Oニ)< >     ε=━┓Oニ)< >    ε=━┓Oニ)< >
    /   ノ lミl_, (ヾゝ    ./   ノ lミl_, (ヾゝ   ./   ノ lミl_, (ヾゝ
   (o_o,イ   ヽ´|(__) ノ~⌒)(o_o,イ   ヽ´|(__) ノ~⌒.(o_o,イ   ヽ´|(__) ノ~⌒)彡
      ノ    ヽ| | ̄ノl ノ   ノ    ヽ| | ̄ノl ノ   ノ    ヽ| | ̄ノl ノ
     / /~ヽ ノ'''''''~ヽヽ\ヽ_ ./ /~ヽ ノ'''''''~ヽヽ\ヽ_ / /~ヽ ノ'''''''~ヽヽ\ヽ_
     ヽニフ|_|   (_/  ヽノ ヽニフ|_|   (_/  ヽノヽニフ|_|   (_/  ヽノ
         (_ヽ             (_ヽ            (_ヽ


遊牧民は、基本的には家父長制で、部族が一つの家族と言った感じである為、
家(家名や苗字)という枠組みを作る必要が無く、
この様な命名法が、出来たとされているだろ。

事実、遊牧民国家で大家族制が残っているモンゴル等では、
姓が、法律上しか存在せず、現在でも『父親の名前+個人名』
という命名文化が残存しているし、
インド・ヨーロッパ語族の源流とされる西アジア(中東)近辺や
また、姓の文化の伝達の遅かった、北欧でも
父称による命名法が、残っているのは、別段可笑しい事じゃないだろ。


25◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:18:23 ID:oaSKaYcU

     ____
   /      \
  /  ─    ─\      ふむ、成程だお・・・・・・。
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <メモメモ



     ____    ━┓
   /      \   ┏┛
  /  \   ,_\.  ・
/    (●)゛ (●) \      それじゃあ、
|  ∪   (__人__)    |      神々の名前や属性を表す言葉を組み合わせて
/     ∩ノ ⊃  /       命名するってどういう事だお?
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <メモメモ


26◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:18:40 ID:oaSKaYcU

            >´ ̄  ー </// ヘ |  ヽ\
           /           ヾ ノ l   i i |
         /            ∨ / ノ| l |ハ
     /\  /     ─ ー=ニ=‐x  ∨ / j //! |
   / /ヽヽ/ー    _  / ̄ ̄\ヽ Ⅵ /// ||
   / //^l |  ̄  ─  y; -‐=ミ、_Ⅵ;ノ|//// / ,′
.  |  |;'r‐{           |{   \{{i;jメ}zt|/// /|/     ふむ、それじゃあ、
.. 八 ヽ! /     _    {l   ⌒`ミ1厶7i^V|/       例を出して解説していこうか。
   〉、 Y      { r‐、    ヽ __ ノ¨⌒{_ノ
..  彡 }_j        \            ヽ
 ̄                   ‐t=‐-    ー─一〉
─、    i           \ ` ‐=ニ‐   r  ´
  >x、八          \ `‐=ニソ__」
\    `>、          `ー‐ {´
  \     `  、         √
   \       `  、     /
     \         ` 、 ィ´


27◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:18:57 ID:oaSKaYcU

                                         __
                                       }i!,`ヽ
                                    ,rzァハi!,   `T7z、_      ちょっと時代は下るが、フランス編の
                                 ,rヘ彡仆i]{i!;   i|   〕ix    『Hugues Capet』「ユーグ・カペー」を
                                   r冬´少'^¨`^!  i;i{i     ;    覚えているかね?
                                   }ミ7r'"     ⅰ; {i |i; i  ⅰ
                                   灯j〕竓=z_  }i !}!i| |i{! |!! i{{    カペー朝を開いた人物だ。
                                   炒竝些≧㍉ j{ノリ{l_jソ!j}||iリi{
                               f¨i{!     `Y〕jY圻こ〉刈i|ソリ
                              |i|i}!、     以〔 `¨¨¨^~^レ'}
                                乂}、,゙'ー= __j{__ ` -==イソ/
                               〕~`ー==≠= ..,_,rァ' リノ
                            __jY´∧  、`¨ここ¨´  ∧、                     r=‐ 、
      , ⌒ヽ                 _,. -=≦/乂/| \          イ}i∧\..,_                     }
     i{              . -=≦㌻^≧㌻// / | \ > __  < 乂{ ∧ Y㌻≧=- .,__          .′  ;
      ,     .      /¨¨´     ノ´/  i}  |   Ⅵ r‐ヘ  / / /i}! ヽ‘,       `¨^㌻ミ 、       .′   _j}
        Ⅵ}    ,     / /        /   ij!  |   Ⅶi|!j|iⅥ   .′ ij!   ;         `! ’       .′ ァ〔ソ{
       Ⅵ{i_  ‘,   .′ ,         /   i{!  i}   リⅥil|!八 ⅰ/  i{!   }!        | ‘,      ぐj|Ⅳ
\     <㌻j>   、  ,  i!       /    ij!   i}-=イ  Ⅶ/ ∧_{   ji}!   八        .::|  ‘,   /     `Y       /
:. \     }    { . .: |!         /     i{!   ‘,   レ=介=v′   / i{!     \       :::|  ‘, /     j    /
    >-==-jx,    ∨ .::::. |!             i}!   ‘,   /!|!|i|!|    / ,i}!      \     .:::|   ∨   zァヤレ'㌻´
     ::  ~`j    ∨::::::.}!    /     i{!     ‘, }i!l|i|j!i|   / / i{!       \  :::::|   /   く!jⅣ/   :.
  .:   .:: :        } ::::::.}!  xく        _j{}!      \}!|l;li|i!lj / / {¨¨゚'ー'⌒ヽ、     \:::_|   ,′    〕!i{^i   ::..
  .:::     :.         ‘,:.. ∧V′ \  Y´/{/′       Ⅵj|i/     \    \ ゚'ー--=イ::厂\/      {j!i|{   ::::::... `::...
..:::::::  .: :::..       ‘,   /     `メ /{/{           v'´   /      \    \     |ソア  :{        `Y\  ::::::::::. ::::


28◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:19:14 ID:oaSKaYcU

         ____
       /      \       えーっと、確かメモに・・・・・・。
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \     ああ、あったお。
    |      (__人__)     |     前スレ>>174の人物だおね。
     \    ` ⌒´    ,/
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. | <ペラッペラッ



         / // ///:|  | / | / / / //  ! |/ // / / / /
        / // /'|/|/! / / / /ィ/ /¨//`ヽj/// / / / /
        /|// / | /| / /─| |/ |/ //   |//|// /  /     そうだ。
       ∧| /^ヽ/|/_| /´ ̄! /   ー-=zx、!/ \ / /
       Ν/  ,; ヽィ'7'/    |{!    ゞミ、弋えラミ、厶イ;; ,; ;      フランス編でも彼女が、言ったと思うが、
      ∧{  〃 {ノ/,/     l|八    ⌒ヽ  }}  }lト;; ;'       フランク人は、ローマの影響を受けている
      { V //ヽ|         \      ̄ ̄>’ √\\三≧   といってもゲルマン人だ。
      Ⅵ {::.. |/    /`ヽ      \        ィ仁二\\/
       |ハ ∨      { {r‐、       `ー一r≦シ⌒ ̄ `ヽ/    だから、彼らの名前には、
       Ⅵ} /       \            ̄       ヽ    ゲルマン的な文化の影響が多大にあるだ。
     r=/ ;゚             ト=-             r─  ─一〉
   ノーノ;ハ {           ヽ‐=ニ=‐        ヽ   フ::::/
 イ′ |  ヘ ';                \‐=ニ三ニ=‐ 、 \  .:::::::;/ヽ
     |  八ハ                 \‐=ニ三ニ=‐- 、ヽ  ̄
    |   \             \ `  ‐=ニ三ニ=‐ヽ\ |
     |     \               ヽ    ` ‐=ニ三ニ 〉 ノ


29◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:19:29 ID:oaSKaYcU

        ______
.   / ̄ ̄    / ̄`ー─ヘ ノ7
   /     / /     /    /{
.  /   / /     /   / //,L.
  ′ /                 /-  }    この『Hugues Capet』「ユーグ・カペー」の『Hugues』の語源は、
 i   /イ.//.i !    /   /  ./  '/ }    北欧神話の神であるオーディンに仕える2羽のワタリガラス、
 |   ノ / !.! .|:i.  /_,,/ ///_    '/    『Hugin』「フギン」と『Munin』「ムニン」の一方、
 |     イ|:|:i:|:l // __ヾ__,/Ⅶノrヘ!     『Hugin』「フギン」からだとされている。
 l  :i| 从|从|/=Y斗t_ッ-ヽ乢rッミト、
 }  :lト. 〈 |  |   人 ミ 彡 }ー{ミ彡 ノ
ノイ|:|:i:|\ 」     __  ー‐ 、 {ー‐〔 _
 从|从川l|   }r‐     (.__  )  , : : ヽ
 /∧乂从!   从 `ー===‐--‐7 .′: : ∧
   ∧:. 人.    ヾr、::::____ ソ{  /  . : : :∧__
.   ∧   > .   こ二ニ  r丶 . : : :i:川:i了
    ∧  乂 心、 ___ ノ  \: : 从|:i:i:ト..., _
  〉  ∧,__ >-≠-<!i:.     丶乢I:i:i:i|:i:7 ト .. __
      ∧  .:i:i:i/ ̄ヽ |:i:i:.      >--<.ノ    .\
 .′    ∧:. _/、   :Ⅳノ:i:i:.           //    'ー─ヘ
        ∧./  \r‐、  ∨   丶   //{............ノ.::::/ ̄
 ___  .∧丶  .:}  \. ∨  、   \ '/____.::::/.:::〃
  ̄ ̄/   ∧ \:::}   ヽ.∨  \           ∨.:::::/


30◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:21:25 ID:oaSKaYcU

       _                   _,     ,ォャ、   ,..
     i''´⊥゙`i                N.:.:ヽ_,.jン‐!ーミ:}、/.:.}'1
   /::::::::::::::`ヽ、             ,'::テ`Y´:::::::::::::::::::`Y´1:::',    『Hugin』「フギン」は、(思考)を
.  ,'::::::∧::::::∧:::::゙i              i:::::り':::::/i:::::::人::::::ト’:::'!    『Munin』「ムニン」は、(識別)を
  i;:::::/ 'ミ:ル’゙i::::、}             i:::::::{:::::ヘ>`''’<ア:::;}:::::::',    意味しているとされ、
.  }:::;゙i ̄_ ̄l:;::::j            |:::::::;'゙ゝ;N' r‐ヵ ゙1イ ';:::::::i    これらは、神々の王であるオーディンの
.  ´`ャゝト、ノ,.ィレ'’`             |::::::;' ´゙''ラゝ-イ<¨`..';:::::::!    類稀なる能力を表しているとされたのだ。
.   ィケョx::::xィzセ             |:::::リ .ィケ寸▲イK九 ';::::::!
  /│i`.八 'Y ハ               !::;イ ムリ了 八 `} L.〉 ';::::i    その為か、ゲルマン人、特に指導者階級に
  ゙Y } !形 ! ト’             |:;イ  く ,j ┃┃{、テ  ト::!    位置する人物に良く付けられていたとされる。
   ゙Y. `´ .Y             !:リ   Y、_´ ̄_,.Y   ';::!
   ;ケ=i=ュt=iKトュ              !リ  ,.イ´.:.¨ ̄.:.:.:.`::、_  ';:!     前述の、『Hugues』「ユーグ」という発音は、
 イ::::`::-:八,.ィ´:::>             レ  `::、:::\:::::::;:ィ'":::;イ ヘ:!    『Hugin』が、ラテン語的な影響を受ける内に
  `-、::::::::::::::::::::;:ン´          ケ   ` .z;:_二;:z:ィ'''´    |:i    『H』の発音が取れ、『Hugues』「ユーグ」に
    T ̄カ ̄1゙            !ハ     │ | | │    イ::}    なったのだろう。
    ! 仆 .!             ';ト      ! イ !  !    イノ
    ├┤|-┤             `    ├┤|-┤    レ′
    │.リ ', i!                   !又! Kヌ|
    | i | i                   j::::リ. ';::::!
    ノ ̄i 厂ヘ                  />K} i:>ハ
   L_,イ `i、_;ネ                 片〒 片-!
   └┘ └┘                  └┘ └┘

  『Hugin』「フギン」             『Munin』「ムニン」


31◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:21:36 ID:oaSKaYcU

                   / ̄ ̄\
                  /   _,.ノ `⌒           ちなみに、この様な、あやかりたい事柄と関連した名前を
                  |    ( ●)(●)          つけるという行為は、古今東西、どこにでもある。
                  .|    (___人__)
                  |        ノ           イタリア編やフランス編でも言った
                  |        |_,-‐、  / ⌒)   聖人の加護を願ってという命名も
                  .人、      厂丶,丶,丶´ / ̄    この様な行為の一端だろう。
               _,/( ヽ、.,ヽ., ___,く_ソ    __ノ
        _, 、 -― ''"::::::::::::\:::::::::::::::::::::(    <"ニ‐-、
       /::::::::::':、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r  /⌒ヽ::::::: )
      丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V/..... ̄ ',:::::|
     i .:::::::::::::::::::::|;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〈 ::::::::::::::... ',::.
    / ..::::::::::::::::::::::!;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::\:::::::::::::::;;;ハ ::::::::::::::::::.. ',



     ____
   /      \
  /  ─    ─\      ふむ、ふむ。
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    |     つまり、さっきの話は、北欧神話の神々の加護を願って
./     ∩ノ ⊃  /      命名する事が、多かったという事だおね。
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <メモメモ


32◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:21:51 ID:oaSKaYcU

                  f三=、ミヾi{ノjリハ|l | l|l|! |l| l li iliヽ   そういう事だ。
                  ,仁ニ≧ー''゛''"'ヘ|l i i|l| |i| | li ll トl
                 /彡ィ',r=-_、、、 ,,jNHトl、_lトl、l |l |l|l|   ・・・・・・さて、この様にゲルマン人は、
                 k彡イr;≦ニ_ミk==衫ニ仕ミNトl、| |l |l l|  自身たちの文化に依った名前を付けていたのだが、
                ,/´-ト《 '┴゚'ヾソl;=t{く(_句ヾYl}ト|l | l|l l   やはり、近隣の大勢力であったローマの影響は、
                { { rj ` ー=彳{  `ヽ二≧'人lハlリハリ  免れないものがあった。
                ヘヽ!|      ヽ) ゝ   ` ̄  lKイナ"
                 ト、l   ^ー‐--、、____,う フ ム'/
                 ヽl.      ̄`ー-     jノ
                  」l 、            /
              _ノ>'´小、ヽ、      ,.  /\_
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ '´ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /


33◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:22:11 ID:oaSKaYcU

               ,仁三ミミヾ|l!l!lハl | ll|l|! |l| l li iliヽ_
              メヲ彡ミミ㍉|l!l!l!l| .| |l|l|! |l| l li i | lii㍉
             f彡ミミ㍉ヾ斗l!l!l!| .| l|l|! |l| l li ili l|l|! |l㍉    前述したようにローマ領内に入る部族もいたし、
             挂彡ミ气㍉l!l!l!l|l!l!| |ヘl|l|! |l| l li ilil|l|! | lハ .   フランス編で言及された通り、
             孑彡         .| |l|l|! |l| l li ilil|l|! |l| l li|   フランク人は、傭兵として平和裏にローマに入り、
            /´!  ,ィヘ      .| lヘ |l|l|! |l| l li il l|l|!|l ||   その影響を多大に受けている。
            / /| イ -‐ ヽ.     ;| |lWil|l|! |l| l li il l|l|!. |l|
           〈 .ヽトr====、 〈.   ;.|/ | WwWl! |l| l li ili. ||l   また、この頃、流行りだしていたキリスト教も
           \エ{{       ヾ===、爪"゙゛㍉W|/W|/l|l| |l|    ゲルマン人に大いに影響を与え始めた。
             i ゝ      }}   〃辷=(:・:)=ヾ Wwl|l|!|l|l
             |  `====イ==ニ乂. ゞ==彡}辷イl|!| l|l
             ∧      /::::|     ヘ _ , イ´  ./ /
             ∧ rf、___ヽ::|_, ´__  ー-、  /_/
             ィ―\ \+++    ー+++イ入 ヽ ./_
      _ -‐' ̄ ̄;;;;;;;;;;;;;ヽ   ̄ー---一  ̄     ,イ} `ト、_
 ,..-‐'' ̄;;;;;;;;;;/゙゙゙゙/ .ノ;;;;;;;;;;;;ヘ `ー----一'´ __ノ´| {!  |  ヽ
 ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .   /;;;;;;/ ̄ ̄|≧ー ‐--‐ 一≦;;;;;;;;;| {i.  l    ` 、
 ;;;;;;;;;;;;;, -'"     .// ̄|     ハ ̄ ̄{ ̄ ̄`ソ;;;;;;;;;| ;:  l     ` 、
   , -'"       /   //◎_/ 〈   イ 〉 ◎/⌒ヽ;;| ;:   .l      `'ー-、_


34◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:22:45 ID:oaSKaYcU

            ,斗'¨¨¨¨¨¨¨¨¨`ヽ、_
          r‐'”ヽf^Y⌒^^⌒ー^ー^Y、廴
         r'\\ {ト、丶 丶 丶丶 ゙込    紀元325年、分裂しつつあるローマを
        ,イヽ、 ヽ八Ⅷ、 \ \ \ヽ 、 ゙Y   キリスト教によって統一させようとしていた
       /-‐   、、州拆 Ⅶ、 ヽ  ヽ、  }    コンスタンティヌス1世は、教義統一の為、
       } / ̄シ´    Ⅵ\\Ⅶ、ト、i、iハ    第1次ニカイア公会議を開いた。
       { / ノ      l|lハiト、i、ヽi|i|i|l|l|_}
        Ⅶ,イ       リ|| l|ヽト、l||l|l|l|ノリ
        fヽ{,,ィ竺ミー-、__j ゙リ、l|_l|斗l|刈リr |
        { トヽf´ ̄ ̄ ̄ヽ___f´,ィモチア }}l) }( ̄ ー──‐- 、____
       八.ヾト{      }ニニ{ ゛`゙゙゙´ ノ |‐':: \ー──‐-ミ   \\__
    ,斗'”ヽ/゙ヽ{ 乂___ノ ̄i⌒ー─‐'┐}:i:i:  \ :i:i:i:   :i゙ー‐┴┘}
 ,斗'”(:::::)ノ/:i:i:i八   、___ ‐、j_r‐' ___ノ ノ/l:i: :i   \ :i:i:  :i:i:  :i:i }
   .>'” ./:i:i:i:/:i会。  `ー-ミー─彡'´ ,イ :}、:i: i.   ∨ :i:  :i:   :i:l
 >'”:i:i:i: /:i:i:i:/:i:i∧:::≧s。  `¨¨¨´ .,イ . :.|::}:i:  i:   ∨i:.   :i:   |
   :i:i: /:i:i:i:/ :/:::ト、::::::::..` ー─=≦  . : :.} Ⅵi:  i.   ∨i:.      |
   .:i:ノ:i:i:i:i{  {:::::{::Ⅵ:゙": : : /Y⌒Y、. : : : :/ :Ⅵi.  :i.    ∨i:. 丶  :}
   /:i:i:i: /  |::: :ト、}}:.0: :/ 〈::::::::〉 \:0/{ :. Ⅵi:.   :i:   ∨i:i:. \ ノi
 /:i:i:i:i:  /:  ハ::. {::::\/:::::  〉::〈  :: ゙´,イ :::. Ⅵi:i.  :i:i.  \:i:i:i:i:i.ヽ
 i:i:i:i   /:i.  j::}::.ム::::ヽ:  ゙rイ(0)ト、  :/ j  ::::: Ⅵi:i:i  i:i:i:i.  \:i:i:i:i:}


35◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:23:00 ID:oaSKaYcU

             ____
           /   ― \
           /   (● )  ヘ\    公会議?
        |   (⌒   (● ) |
         ヘ     ̄`、__)  |
           ヽ           |
         , へ、      _/
            |          ^ヽ
            |      1   |



               /7
                 //
             //    世界中教会から代表者が集まり、
       __    //     キリスト教の教義・典礼・教会法等について
.    /ノ ヽ\ .//      審議し、決定するキリスト教会の最高会議の事だ。
.   / (●)(●〉/
  l    (__人_,//l       これによって決められた事は、
.  |    `⌒// ノ       その後のキリスト教会の行く末に
   l       // ./        長い間、大きな影響力を与えるんだ。
.   ヽ r-‐''7/)/
    / と'_{'´ヽ         例えば、1545年から始まった
    /  _.、__〉 ト,        トリエント公会議で決まった教義や典礼は、
    {  、__}  |.i        1962年の第2次バチカン公会議まで
    ヽ _,.フ  .|.|        約400年間、殆ど変化をしなかったんだ。


36◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:23:46 ID:oaSKaYcU

        ______
.   / ̄ ̄    / ̄`ー─ヘ ノ7
   /     / /     /    /{
.  /   / /     /   / //,L.
  ′ /                 /-  }     ・・・・・・この第1次ニカイア公会議では、
 i   /イ.//.i !    /   /  ./  '/ }     主催したコンスタンティヌス1世の思惑が、
 |   ノ / !.! .|:i.  /_,,/ ///_    '/     大いに影響を及ぼした。
 |     イ|:|:i:|:l // __ヾ__,/Ⅶノrヘ!
 l  :i| 从|从|/=Y斗t_ッ-ヽ乢rッミト、    彼は、分裂しつつあったローマを
 }  :lト. 〈 |  |   人 ミ 彡 }ー{ミ彡 ノ     キリスト教によって統一しようとしていたのだよ。
ノイ|:|:i:|\ 」     __  ー‐ 、 {ー‐〔 _
 从|从川l|   }r‐     (.__  )  , : : ヽ
 /∧乂从!   从 `ー===‐--‐7 .′: : ∧
   ∧:. 人.    ヾr、::::____ ソ{  /  . : : :∧__
.   ∧   > .   こ二ニ  r丶 . : : :i:川:i了
    ∧  乂 心、 ___ ノ  \: : 从|:i:i:ト..., _
  〉  ∧,__ >-≠-<!i:.     丶乢I:i:i:i|:i:7 ト .. __
      ∧  .:i:i:i/ ̄ヽ |:i:i:.      >--<.ノ    .\
 .′    ∧:. _/、   :Ⅳノ:i:i:.           //    'ー─ヘ
        ∧./  \r‐、  ∨   丶   //{............ノ.::::/ ̄
 ___  .∧丶  .:}  \. ∨  、   \ '/____.::::/.:::〃
  ̄ ̄/   ∧ \:::}   ヽ.∨  \           ∨.:::::/


37◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:24:03 ID:oaSKaYcU

         / // ///:|  | / | / / / //  ! |/ // / / / /
        / // /'|/|/! / / / /ィ/ /¨//`ヽj/// / / / /
        /|// / | /| / /─| |/ |/ //   |//|// /  /     しかし、当時のキリスト教の教義は、
       ∧| /^ヽ/|/_| /´ ̄! /   ー-=zx、!/ \ / /      統一されていなかった。
       Ν/  ,; ヽィ'7'/    |{!    ゞミ、弋えラミ、厶イ;; ,; ;      
      ∧{  〃 {ノ/,/     l|八    ⌒ヽ  }}  }lト;; ;'      統一に利用するものが、
      { V //ヽ|         \      ̄ ̄>’ √\\三≧   統一されていなかったら、意味がない。
      Ⅵ {::.. |/    /`ヽ      \        ィ仁二\\/
       |ハ ∨      { {r‐、       `ー一r≦シ⌒ ̄ `ヽ/    だから彼は、教義の統一を目的に初の公会議、
       Ⅵ} /       \            ̄       ヽ    第1次ニカイア公会議を主催したのだ。
     r=/ ;゚             ト=-             r─  ─一〉
   ノーノ;ハ {           ヽ‐=ニ=‐        ヽ   フ::::/
 イ′ |  ヘ ';                \‐=ニ三ニ=‐ 、 \  .:::::::;/ヽ
     |  八ハ                 \‐=ニ三ニ=‐- 、ヽ  ̄
    |   \             \ `  ‐=ニ三ニ=‐ヽ\ |
     |     \               ヽ    ` ‐=ニ三ニ 〉 ノ


38◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:24:22 ID:oaSKaYcU

                  f三=、ミヾi{ノjリハ|l | l|l|! |l| l li iliヽ
                  ,仁ニ≧ー''゛''"'ヘ|l i i|l| |i| | li ll トl
                 /彡ィ',r=-_、、、 ,,jNHトl、_lトl、l |l |l|l|   その結果、キリストに神性を認めず、
                 k彡イr;≦ニ_ミk==衫ニ仕ミNトl、| |l |l l|  三位一体を拒否したアリウス派と呼ばれる一派が、
                ,/´-ト《 '┴゚'ヾソl;=t{く(_句ヾYl}ト|l | l|l l  異端の烙印を押された。
                { { rj ` ー=彳{  `ヽ二≧'人lハlリハリ
                ヘヽ!|      ヽ) ゝ   ` ̄  lKイナ"   彼らは、ローマから逃げ、
                 ト、l   ^ー‐--、、____,う フ ム'/     ゲルマン人の領域で布教し始めたのだよ。
                 ヽl.      ̄`ー-     jノ
                  」l 、            /
              _ノ>'´小、ヽ、      ,.  /\_
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ '´ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /


39◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:24:49 ID:oaSKaYcU

   / ̄ ̄\
 / ノ  ヽ /\'ー、       ,, ..,、
 |  ( ●)( /  .\` 、   . // /   ちなみに、この第1次ニカイア公会議では、
. |  (__人/     \ヽ、,.// ../   キリストに神性を認め、三位一体であるとした
  |    ` /       ``77   /    アタナシウスという人物が、率いるアタナシウス派が、
.  ヽ   /          / /   /     正統とされたのだが、この一派は、
   ヽ.. /      fヽ、/ / , -,./     後に(正統的)や(普遍的)を意味する
   /./     r-、 ヽ ∨,ノ /      ラテン語『Catholicus』「カトリクス」と呼ばれる様になった。
   |. \   〈\.\,〉 `,  f
    | . \  (ヽ ヽ `..   |       これが、カトリックの由来だと言われるんだ。
    |    .\ \      ノ



     ____
   /      \
  /  ─    ─\     ふ~ん、そう言う意味が、あったのかお。
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <メモメモ


40◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:25:09 ID:oaSKaYcU

            >´ ̄  ー </// ヘ |  ヽ\
           /           ヾ ノ l   i i |
         /            ∨ / ノ| l |ハ
     /\  /     ─ ー=ニ=‐x  ∨ / j //! |
   / /ヽヽ/ー    _  / ̄ ̄\ヽ Ⅵ /// ||
   / //^l |  ̄  ─  y; -‐=ミ、_Ⅵ;ノ|//// / ,′
.  |  |;'r‐{           |{   \{{i;jメ}zt|/// /|/   アリウス派の布教は、
.. 八 ヽ! /     _    {l   ⌒`ミ1厶7i^V|/     ゲルマン人にキリスト教を広めるだけでなく、
   〉、 Y      { r‐、    ヽ __ ノ¨⌒{_ノ      ギリシアやローマ由来の文化を広めたのだよ。
..  彡 }_j        \            ヽ
 ̄                   ‐t=‐-    ー─一〉      また、キリスト教と彼らの生活に根差していた
─、    i           \ ` ‐=ニ‐   r  ´       北欧神話との融合も始まった。
  >x、八          \ `‐=ニソ__」
\    `>、          `ー‐ {´           クリスマスと融合したユールという
  \     `  、         √            冬至を祝う祭りが、有名だろう。
   \       `  、     /
     \         ` 、 ィ´


41◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:25:23 ID:oaSKaYcU

            ,斗'¨¨¨¨¨¨¨¨¨`ヽ、_
          r‐'”ヽf^Y⌒^^⌒ー^ー^Y、廴     もちろん、それは、名前も同じだ。
         r'\\ {ト、丶 丶 丶丶 ゙込
        ,イヽ、 ヽ八Ⅷ、 \ \ \ヽ 、 ゙Y   聖書に出て来る使徒名や聖人名等が、
       /-‐   、、州拆 Ⅶ、 ヽ  ヽ、  }    個人名として名付けられる事も
       } / ̄シ´    Ⅵ\\Ⅶ、ト、i、iハ    多くなったのだろうと推測されている。
       { / ノ      l|lハiト、i、ヽi|i|i|l|l|_}
        Ⅶ,イ       リ|| l|ヽト、l||l|l|l|ノリ
        fヽ{,,ィ竺ミー-、__j ゙リ、l|_l|斗l|刈リr |
        { トヽf´ ̄ ̄ ̄ヽ___f´,ィモチア }}l) }( ̄ ー──‐- 、____
       八.ヾト{      }ニニ{ ゛`゙゙゙´ ノ |‐':: \ー──‐-ミ   \\__
    ,斗'”ヽ/゙ヽ{ 乂___ノ ̄i⌒ー─‐'┐}:i:i:  \ :i:i:i:   :i゙ー‐┴┘}
 ,斗'”(:::::)ノ/:i:i:i八   、___ ‐、j_r‐' ___ノ ノ/l:i: :i   \ :i:i:  :i:i:  :i:i }
   .>'” ./:i:i:i:/:i会。  `ー-ミー─彡'´ ,イ :}、:i: i.   ∨ :i:  :i:   :i:l
 >'”:i:i:i: /:i:i:i:/:i:i∧:::≧s。  `¨¨¨´ .,イ . :.|::}:i:  i:   ∨i:.   :i:   |
   :i:i: /:i:i:i:/ :/:::ト、::::::::..` ー─=≦  . : :.} Ⅵi:  i.   ∨i:.      |
   .:i:ノ:i:i:i:i{  {:::::{::Ⅵ:゙": : : /Y⌒Y、. : : : :/ :Ⅵi.  :i.    ∨i:. 丶  :}
   /:i:i:i: /  |::: :ト、}}:.0: :/ 〈::::::::〉 \:0/{ :. Ⅵi:.   :i:   ∨i:i:. \ ノi
 /:i:i:i:i:  /:  ハ::. {::::\/:::::  〉::〈  :: ゙´,イ :::. Ⅵi:i.  :i:i.  \:i:i:i:i:i.ヽ
 i:i:i:i   /:i.  j::}::.ム::::ヽ:  ゙rイ(0)ト、  :/ j  ::::: Ⅵi:i:i  i:i:i:i.  \:i:i:i:i:}


42◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:25:38 ID:oaSKaYcU

        ______
.   / ̄ ̄    / ̄`ー─ヘ ノ7
   /     / /     /    /{
.  /   / /     /   / //,L.
  ′ /                 /-  }    しかしながら、
 i   /イ.//.i !    /   /  ./  '/ }    それ以上にゲルマン人にギリシア・ローマの文化を
 |   ノ / !.! .|:i.  /_,,/ ///_    '/    伝えた出来事があった。
 |     イ|:|:i:|:l // __ヾ__,/Ⅶノrヘ!
 l  :i| 从|从|/=Y斗t_ッ-ヽ乢rッミト、    ・・・・・・ゲルマン民族の大移動と呼ばれるそれだ。
 }  :lト. 〈 |  |   人 ミ 彡 }ー{ミ彡 ノ
ノイ|:|:i:|\ 」     __  ー‐ 、 {ー‐〔 _
 从|从川l|   }r‐     (.__  )  , : : ヽ
 /∧乂从!   从 `ー===‐--‐7 .′: : ∧
   ∧:. 人.    ヾr、::::____ ソ{  /  . : : :∧__
.   ∧   > .   こ二ニ  r丶 . : : :i:川:i了
    ∧  乂 心、 ___ ノ  \: : 从|:i:i:ト..., _
  〉  ∧,__ >-≠-<!i:.     丶乢I:i:i:i|:i:7 ト .. __
      ∧  .:i:i:i/ ̄ヽ |:i:i:.      >--<.ノ    .\
 .′    ∧:. _/、   :Ⅳノ:i:i:.           //    'ー─ヘ
        ∧./  \r‐、  ∨   丶   //{............ノ.::::/ ̄
 ___  .∧丶  .:}  \. ∨  、   \ '/____.::::/.:::〃
  ̄ ̄/   ∧ \:::}   ヽ.∨  \           ∨.:::::/



        ___
      /_ノ '' 'ー\      確か、フン族から逃れる為に始まった移動や
     / ( ●) ( ●)\    ローマの弱体化の隙を縫う様に移動し始めた
   / :::::⌒(__人__)⌒::::\   ゲルマン諸部族の移動の事かお?
   |       `'ーnl^l^l  |
   \         l   っ/
             (   ゝ
              i   \ <メモメモ


43◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:25:55 ID:oaSKaYcU

         ___________
      . _| \\\\ヽ ヽ\ヽ、\ヽ、ヽ、_
    .  ,-‐ヽ、|l\ \丶\\ヽヽ\ヽ、\ヽ\ヽ、       ああ、そうだ。
    ./ / --|l ||l\ \ヽ\\ヽヽ\ヽ,\ヽ、ヽ、ヽ、
   // ̄‐---|l |l\\ \ヽ\\ヽヽ\ヽ、ヽ、ヽ、 、|、    ゲルマン人達は、
   |/ //|/ ̄l |l |l\\ ヽ、\\ヽヽ\ヽ 、ヽ、ヽ、ヽ|、    これまでローマの領域とされていた
   | / /. //      \ \ヽ \\ヽヽ\ヽ、ヽ、ヽ、l|l    地域に侵入した。
   ヽ/ / /|         \ \\\ヽヽ\ヽ、ヽ、ヽ、ヽ|
    丶|. / /|          \ \l \\ヽヽ\,ヽ,ヽ、||    その過程で
     ヽ_l,―― 、l_    |  _\|ヽヽ | |l_| l l ヽ、|.|    ローマの文化、制度に多大に
       | |, -‐‐‐-、ヽ  | --― _-|| | | l| | | i |.|    影響を受けたのだ。
      〃l      ヽ====,-‐~(’)  / | | |/| l//|ノ| |
       |       |lノ=|l  ̄ ̄~~   |-|/‐|/‐||,| ||/
       \__//'  ' \___/      i/ |
       |     \  _              | /
       |       `-― ̄`    __      |レ;
       |、 'ー============ー-' l      /l
        |    )==========/       / | ̄' ̄\
         ヽ、   ー――一,       /  /   / ̄ ̄ ̄ ̄
  ――/ ̄ ̄/|`ヽ、.          ._,. '  ,' /   /
    /     /  | ` ‐――― '  _    /   /_


44◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:26:10 ID:oaSKaYcU

        ______
.   / ̄ ̄    / ̄`ー─ヘ ノ7
   /     / /     /    /{    既にフランス編で言及なされているが、
.  /   / /     /   / //,L.   特に大移動の初期に移動した
  ′ /                 /-  }   ヴァンダルや西ゴートといったグループは、
 i   /イ.//.i !    /   /  ./  '/ }   未だ強大だったローマに文化的に飲み込まれ、
 |   ノ / !.! .|:i.  /_,,/ ///_    '/   最終的には民族が、消失してしまっている。
 |     イ|:|:i:|:l // __ヾ__,/Ⅶノrヘ!
 l  :i| 从|从|/=Y斗t_ッ-ヽ乢rッミト、   それ程ローマは、強大で、
 }  :lト. 〈 |  |   人 ミ 彡 }ー{ミ彡 ノ   また、文化的に与える影響も大きかった。
ノイ|:|:i:|\ 」     __  ー‐ 、 {ー‐〔 _
 从|从川l|   }r‐     (.__  )  , : : ヽ
 /∧乂从!   从 `ー===‐--‐7 .′: : ∧
   ∧:. 人.    ヾr、::::____ ソ{  /  . : : :∧__
.   ∧   > .   こ二ニ  r丶 . : : :i:川:i了
    ∧  乂 心、 ___ ノ  \: : 从|:i:i:ト..., _
  〉  ∧,__ >-≠-<!i:.     丶乢I:i:i:i|:i:7 ト .. __
      ∧  .:i:i:i/ ̄ヽ |:i:i:.      >--<.ノ    .\
 .′    ∧:. _/、   :Ⅳノ:i:i:.           //    'ー─ヘ
        ∧./  \r‐、  ∨   丶   //{............ノ.::::/ ̄
 ___  .∧丶  .:}  \. ∨  、   \ '/____.::::/.:::〃
  ̄ ̄/   ∧ \:::}   ヽ.∨  \           ∨.:::::/


45◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:26:30 ID:oaSKaYcU

               ,仁三ミミヾ|l!l!lハl | ll|l|! |l| l li iliヽ_
              メヲ彡ミミ㍉|l!l!l!l| .| |l|l|! |l| l li i | lii㍉    逆にローマ人が、
             f彡ミミ㍉ヾ斗l!l!l!| .| l|l|! |l| l li ili l|l|! |l㍉    ゲルマン人の領域に来る事もあった。
             挂彡ミ气㍉l!l!l!l|l!l!| |ヘl|l|! |l| l li ilil|l|! | lハ .
             孑彡         .| |l|l|! |l| l li ilil|l|! |l| l li|  当時、都市は、最大の略奪目標だった。
            /´!  ,ィヘ      .| lヘ |l|l|! |l| l li il l|l|!|l ||
            / /| イ -‐ ヽ.     ;| |lWil|l|! |l| l li il l|l|!. |l|  この時代の都市人口の急落の理由は、
           〈 .ヽトr====、 〈.   ;.|/ | WwWl! |l| l li ili. ||l  維持リソースの不足もあるが、
           \エ{{       ヾ===、爪"゙゛㍉W|/W|/l|l| |l|   都市は、襲撃され易かったという理由がある。
             i ゝ      }}   〃辷=(:・:)=ヾ Wwl|l|!|l|l
             |  `====イ==ニ乂. ゞ==彡}辷イl|!| l|l   そんな都市や混乱する西ローマを捨て、
             ∧      /::::|     ヘ _ , イ´  ./ /   ゲルマン人の領域に来るローマ人も
             ∧ rf、___ヽ::|_, ´__  ー-、  /_/    少なくなかったのだ。
             ィ―\ \+++    ー+++イ入 ヽ ./_
      _ -‐' ̄ ̄;;;;;;;;;;;;;ヽ   ̄ー---一  ̄     ,イ} `ト、_
 ,..-‐'' ̄;;;;;;;;;;/゙゙゙゙/ .ノ;;;;;;;;;;;;ヘ `ー----一'´ __ノ´| {!  |  ヽ
 ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .   /;;;;;;/ ̄ ̄|≧ー ‐--‐ 一≦;;;;;;;;;| {i.  l    ` 、
 ;;;;;;;;;;;;;, -'"     .// ̄|     ハ ̄ ̄{ ̄ ̄`ソ;;;;;;;;;| ;:  l     ` 、
   , -'"       /   //◎_/ 〈   イ 〉 ◎/⌒ヽ;;| ;:   .l      `'ー-、_



             / ̄ ̄\
             /  ヽ_  .\
            ( ●)( ●)  |    この都市人口の急落は、前々スレ>>174でも言及している。
           (__人__)      |
            l` ⌒´    |     紀元300年には、120万人を数えたローマ市民は、
           {         |      紀元500年には、10万にまで減少しているだろ。
           {       /
       _. -: ´Λ     _.へ` 、
      r<: : : : /:|: :、  ̄r'    \ :\_
    /: : :l : : : : : :\`IエL>、    >ヘ::Λ
    |: : : ト、: : : : : : : : : : : : : `ー/ : : V |
    〈: : : :::: _ -¬--―-、: : く:r 、: : : V }
    /: : :_ン´: : : : \ ,___, ィ ): : :`く : : : ヘ|


46◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:26:53 ID:oaSKaYcU

         / // ///:|  | / | / / / //  ! |/ // / / / /
        / // /'|/|/! / / / /ィ/ /¨//`ヽj/// / / / /
        /|// / | /| / /─| |/ |/ //   |//|// /  /    この様な結果、西ヨーロッパ全体にゲルマン人
       ∧| /^ヽ/|/_| /´ ̄! /   ー-=zx、!/ \ / /     の文化を主体としつつも、ローマの進んだ
       Ν/  ,; ヽィ'7'/    |{!    ゞミ、弋えラミ、厶イ;; ,; ;     文化が、混じる様になった。
      ∧{  〃 {ノ/,/     l|八    ⌒ヽ  }}  }lト;; ;'      
      { V //ヽ|         \      ̄ ̄>’ √\\三≧  もっとも元ローマ勢力内のライン川東岸や
      Ⅵ {::.. |/    /`ヽ      \        ィ仁二\\/  ローマの影響を受けていたフランク人は、
       |ハ ∨      { {r‐、       `ー一r≦シ⌒ ̄ `ヽ/   フランス編でも話したようにラテン語を話す等、
       Ⅵ} /       \            ̄       ヽ   ローマ文化の影響力が強い一方、
     r=/ ;゚             ト=-             r─  ─一〉  ライン川西岸の現在のドイツにあたる地域に居た
   ノーノ;ハ {           ヽ‐=ニ=‐        ヽ   フ::::/   ゲルマン人達の間では、ゲルマン文化が、
 イ′ |  ヘ ';                \‐=ニ三ニ=‐ 、 \  .:::::::;/ヽ   優勢のままだったがね。
     |  八ハ                 \‐=ニ三ニ=‐- 、ヽ  ̄
    |   \             \ `  ‐=ニ三ニ=‐ヽ\ |
     |     \               ヽ    ` ‐=ニ三ニ 〉 ノ


47◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:27:16 ID:oaSKaYcU

                  f三=、ミヾi{ノjリハ|l | l|l|! |l| l li iliヽ
                  ,仁ニ≧ー''゛''"'ヘ|l i i|l| |i| | li ll トl
                 /彡ィ',r=-_、、、 ,,jNHトl、_lトl、l |l |l|l|  ・・・・・・さて、時代は進み、紀元6~9世紀。
                 k彡イr;≦ニ_ミk==衫ニ仕ミNトl、| |l |l l|
                ,/´-ト《 '┴゚'ヾソl;=t{く(_句ヾYl}ト|l | l|l l  フランク王国の時期だが、
                { { rj ` ー=彳{  `ヽ二≧'人lハlリハリ  ここの影響は、フランス編でも触れたかね?
                ヘヽ!|      ヽ) ゝ   ` ̄  lKイナ"
                 ト、l   ^ー‐--、、____,う フ ム'/
                 ヽl.      ̄`ー-     jノ
                  」l 、            /
              _ノ>'´小、ヽ、      ,.  /\_
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ '´ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /



     ____
   /      \       えーっと、確か、
  /  \   ,_\      メロヴィング朝では、カトリックへの改宗、
/    (●)゛ (●) \     カロリング朝のカール大帝の時代は、
|  ∪   (__人__)    |    伯の設置とラテン語の復興が、
/     ∩ノ ⊃  /     強い影響を与えていたんだお。
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ / <ペラッペラッ


48◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:27:31 ID:oaSKaYcU

            ,斗'¨¨¨¨¨¨¨¨¨`ヽ、_
          r‐'”ヽf^Y⌒^^⌒ー^ー^Y、廴     そうだ。
         r'\\ {ト、丶 丶 丶丶 ゙込
        ,イヽ、 ヽ八Ⅷ、 \ \ \ヽ 、 ゙Y   分裂したフランク王国の片方が、
       /-‐   、、州拆 Ⅶ、 ヽ  ヽ、  }    ドイツの祖となったのだから、
       } / ̄シ´    Ⅵ\\Ⅶ、ト、i、iハ    フランク王国の影響も殆ど同じだ。
       { / ノ      l|lハiト、i、ヽi|i|i|l|l|_}
        Ⅶ,イ       リ|| l|ヽト、l||l|l|l|ノリ   まぁ、ラテン語の復興の影響は、
        fヽ{,,ィ竺ミー-、__j ゙リ、l|_l|斗l|刈リr |   フランスに比べて少ないがね。
        { トヽf´ ̄ ̄ ̄ヽ___f´,ィモチア }}l) }( ̄ ー──‐- 、____
       八.ヾト{      }ニニ{ ゛`゙゙゙´ ノ |‐':: \ー──‐-ミ   \\__
    ,斗'”ヽ/゙ヽ{ 乂___ノ ̄i⌒ー─‐'┐}:i:i:  \ :i:i:i:   :i゙ー‐┴┘}
 ,斗'”(:::::)ノ/:i:i:i八   、___ ‐、j_r‐' ___ノ ノ/l:i: :i   \ :i:i:  :i:i:  :i:i }
   .>'” ./:i:i:i:/:i会。  `ー-ミー─彡'´ ,イ :}、:i: i.   ∨ :i:  :i:   :i:l
 >'”:i:i:i: /:i:i:i:/:i:i∧:::≧s。  `¨¨¨´ .,イ . :.|::}:i:  i:   ∨i:.   :i:   |
   :i:i: /:i:i:i:/ :/:::ト、::::::::..` ー─=≦  . : :.} Ⅵi:  i.   ∨i:.      |
   .:i:ノ:i:i:i:i{  {:::::{::Ⅵ:゙": : : /Y⌒Y、. : : : :/ :Ⅵi.  :i.    ∨i:. 丶  :}
   /:i:i:i: /  |::: :ト、}}:.0: :/ 〈::::::::〉 \:0/{ :. Ⅵi:.   :i:   ∨i:i:. \ ノi
 /:i:i:i:i:  /:  ハ::. {::::\/:::::  〉::〈  :: ゙´,イ :::. Ⅵi:i.  :i:i.  \:i:i:i:i:i.ヽ
 i:i:i:i   /:i.  j::}::.ム::::ヽ:  ゙rイ(0)ト、  :/ j  ::::: Ⅵi:i:i  i:i:i:i.  \:i:i:i:i:}


49◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:27:50 ID:oaSKaYcU

                  f三=、ミヾi{ノjリハ|l | l|l|! |l| l li iliヽ
                  ,仁ニ≧ー''゛''"'ヘ|l i i|l| |i| | li ll トl
                 /彡ィ',r=-_、、、 ,,jNHトl、_lトl、l |l |l|l|   さて、まずは、カトリックへの改宗だが、
                 k彡イr;≦ニ_ミk==衫ニ仕ミNトl、| |l |l l|  メロヴィング朝フランク王国は、
                ,/´-ト《 '┴゚'ヾソl;=t{く(_句ヾYl}ト|l | l|l l  当時でも有数の勢力を誇ったゲルマン人国家だ。
                { { rj ` ー=彳{  `ヽ二≧'人lハlリハリ
                ヘヽ!|      ヽ) ゝ   ` ̄  lKイナ"   その国家の改宗とあって、
                 ト、l   ^ー‐--、、____,う フ ム'/     多数のゲルマン人のカトリックへの
                 ヽl.      ̄`ー-     jノ      改宗が、進んだ。
                  」l 、            /
              _ノ>'´小、ヽ、      ,.  /\_
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ '´ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /


50◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:28:17 ID:oaSKaYcU

        ______
.   / ̄ ̄    / ̄`ー─ヘ ノ7
   /     / /     /    /{    カトリックは、東のギリシア正教会と
.  /   / /     /   / //,L.   かなり確執があったから、正教会の力の及ばない範囲、
  ′ /                 /-  }   つまりゲルマン人への布教を強力に推し進めた。
 i   /イ.//.i !    /   /  ./  '/ }
 |   ノ / !.! .|:i.  /_,,/ ///_    '/   その結果、ゲルマン人の殆どが、
 |     イ|:|:i:|:l // __ヾ__,/Ⅶノrヘ!    アリウス派からカトリックに改宗し、
 l  :i| 从|从|/=Y斗t_ッ-ヽ乢rッミト、   教会が、そこかしこに建てられ始めた。
 }  :lト. 〈 |  |   人 ミ 彡 }ー{ミ彡 ノ
ノイ|:|:i:|\ 」     __  ー‐ 、 {ー‐〔 _    それと同時にカトリックの影響力が、
 从|从川l|   }r‐     (.__  )  , : : ヽ  生活全般に及ぶ様になったのだ。
 /∧乂从!   从 `ー===‐--‐7 .′: : ∧
   ∧:. 人.    ヾr、::::____ ソ{  /  . : : :∧__  もちろん名前もこれまでのアリウス派以上に
.   ∧   > .   こ二ニ  r丶 . : : :i:川:i了 影響を受けたのだよ。
    ∧  乂 心、 ___ ノ  \: : 从|:i:i:ト..., _
  〉  ∧,__ >-≠-<!i:.     丶乢I:i:i:i|:i:7 ト .. __
      ∧  .:i:i:i/ ̄ヽ |:i:i:.      >--<.ノ    .\
 .′    ∧:. _/、   :Ⅳノ:i:i:.           //    'ー─ヘ
        ∧./  \r‐、  ∨   丶   //{............ノ.::::/ ̄
 ___  .∧丶  .:}  \. ∨  、   \ '/____.::::/.:::〃
  ̄ ̄/   ∧ \:::}   ヽ.∨  \           ∨.:::::/


51◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:28:43 ID:oaSKaYcU

               ,仁三ミミヾ|l!l!lハl | ll|l|! |l| l li iliヽ_
              メヲ彡ミミ㍉|l!l!l!l| .| |l|l|! |l| l li i | lii㍉    そして、ドイツの姓名に重要な影響を与えたのは、
             f彡ミミ㍉ヾ斗l!l!l!| .| l|l|! |l| l li ili l|l|! |l㍉    もう一つ、伯の設置だ。
             挂彡ミ气㍉l!l!l!l|l!l!| |ヘl|l|! |l| l li ilil|l|! | lハ .
             孑彡         .| |l|l|! |l| l li ilil|l|! |l| l li|   伯は、その土地の有力者が、任ぜられ
            /´!  ,ィヘ      .| lヘ |l|l|! |l| l li il l|l|!|l ||   役職と奉仕の代わりにその土地の領有を認めらていた。
            / /| イ -‐ ヽ.     ;| |lWil|l|! |l| l li il l|l|!. |l| 
           〈 .ヽトr====、 〈.   ;.|/ | WwWl! |l| l li ili. ||l   彼らは、その土地を世襲していく内に
           \エ{{       ヾ===、爪"゙゛㍉W|/W|/l|l| |l|    独自性を高めていき、封建時代の領主へと
             i ゝ      }}   〃辷=(:・:)=ヾ Wwl|l|!|l|l   変遷していくのだが、その中で、自身が、
             |  `====イ==ニ乂. ゞ==彡}辷イl|!| l|l   どんな位なのか、またどの土地の領有しているのかを
             ∧      /::::|     ヘ _ , イ´  ./ /   示す為に自身の名前の前に土地名を冠する様になり、
             ∧ rf、___ヽ::|_, ´__  ー-、  /_/    これが、後々、家名や姓に変じて行くのだ。
             ィ―\ \+++    ー+++イ入 ヽ ./_
      _ -‐' ̄ ̄;;;;;;;;;;;;;ヽ   ̄ー---一  ̄     ,イ} `ト、_
 ,..-‐'' ̄;;;;;;;;;;/゙゙゙゙/ .ノ;;;;;;;;;;;;ヘ `ー----一'´ __ノ´| {!  |  ヽ
 ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .   /;;;;;;/ ̄ ̄|≧ー ‐--‐ 一≦;;;;;;;;;| {i.  l    ` 、
 ;;;;;;;;;;;;;, -'"     .// ̄|     ハ ̄ ̄{ ̄ ̄`ソ;;;;;;;;;| ;:  l     ` 、
   , -'"       /   //◎_/ 〈   イ 〉 ◎/⌒ヽ;;| ;:   .l      `'ー-、_


52◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:28:57 ID:oaSKaYcU

       ____
     /      \
    /  ─    ─\       ふむ、フランスと同じだおね。
  /    (●)  (●) \
  |       (__人__)    |
  \   ⊂ ヽ∩     <
    |  |  '、_ \ /  )
    |  |__\  “  /
    \ ___\_/ <メモメモ



                   / ̄ ̄\
                  /   _,.ノ `⌒           まぁ、もちろん違う所もある。
                  |    ( ●)(●)
                  .|    (___人__)           けどまぁ、今話しているのは、
                  |        ノ           ドイツやフランスの前身のフランク王国だ。
                  |        |_,-‐、  / ⌒)
                  .人、      厂丶,丶,丶´ / ̄   詳しく話すのは、
               _,/( ヽ、.,ヽ., ___,く_ソ    __ノ      神聖ローマ帝国になってからだな。
        _, 、 -― ''"::::::::::::\:::::::::::::::::::::(    <"ニ‐-、
       /::::::::::':、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r  /⌒ヽ::::::: )
      丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V/..... ̄ ',:::::|
     i .:::::::::::::::::::::|;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〈 ::::::::::::::... ',::.
    / ..::::::::::::::::::::::!;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::\:::::::::::::::;;;ハ ::::::::::::::::::.. ',


53◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:29:12 ID:oaSKaYcU

            >´ ̄  ー </// ヘ |  ヽ\
           /           ヾ ノ l   i i |
         /            ∨ / ノ| l |ハ
     /\  /     ─ ー=ニ=‐x  ∨ / j //! |
   / /ヽヽ/ー    _  / ̄ ̄\ヽ Ⅵ /// ||
   / //^l |  ̄  ─  y; -‐=ミ、_Ⅵ;ノ|//// / ,′
.  |  |;'r‐{           |{   \{{i;jメ}zt|/// /|/   ・・・・・・そしてラテン語の復興の影響だが、
.. 八 ヽ! /     _    {l   ⌒`ミ1厶7i^V|/     これは、フランク王国自体が与えた影響と
   〉、 Y      { r‐、    ヽ __ ノ¨⌒{_ノ       考えてもいいだろう。
..  彡 }_j        \            ヽ
 ̄                   ‐t=‐-    ー─一〉
─、    i           \ ` ‐=ニ‐   r  ´
  >x、八          \ `‐=ニソ__」
\    `>、          `ー‐ {´
  \     `  、         √
   \       `  、     /
     \         ` 、 ィ´


54◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:29:38 ID:oaSKaYcU

               ,仁三ミミヾ|l!l!lハl | ll|l|! |l| l li iliヽ_
              メヲ彡ミミ㍉|l!l!l!l| .| |l|l|! |l| l li i | lii㍉
             f彡ミミ㍉ヾ斗l!l!l!| .| l|l|! |l| l li ili l|l|! |l㍉    フランク王国は、843年に分裂し、
             挂彡ミ气㍉l!l!l!l|l!l!| |ヘl|l|! |l| l li ilil|l|! | lハ .   その何れもが、100年以内に
             孑彡         .| |l|l|! |l| l li ilil|l|! |l| l li|   カロリング朝の血筋が断絶している。
            /´!  ,ィヘ      .| lヘ |l|l|! |l| l li il l|l|!|l ||
            / /| イ -‐ ヽ.     ;| |lWil|l|! |l| l li il l|l|!. |l|  ドイツの祖となった東フランクでは、
           〈 .ヽトr====、 〈.   ;.|/ | WwWl! |l| l li ili. ||l   他国に先駆け、911年に
           \エ{{       ヾ===、爪"゙゛㍉W|/W|/l|l| |l|    カロリング朝の血筋が断絶、
             i ゝ      }}   〃辷=(:・:)=ヾ Wwl|l|!|l|l    西フランクと同じ様に
             |  `====イ==ニ乂. ゞ==彡}辷イl|!| l|l    現地の有力者から王を選んでいる。
             ∧      /::::|     ヘ _ , イ´  ./ /
             ∧ rf、___ヽ::|_, ´__  ー-、  /_/
             ィ―\ \+++    ー+++イ入 ヽ ./_
      _ -‐' ̄ ̄;;;;;;;;;;;;;ヽ   ̄ー---一  ̄     ,イ} `ト、_
 ,..-‐'' ̄;;;;;;;;;;/゙゙゙゙/ .ノ;;;;;;;;;;;;ヘ `ー----一'´ __ノ´| {!  |  ヽ
 ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .   /;;;;;;/ ̄ ̄|≧ー ‐--‐ 一≦;;;;;;;;;| {i.  l    ` 、
 ;;;;;;;;;;;;;, -'"     .// ̄|     ハ ̄ ̄{ ̄ ̄`ソ;;;;;;;;;| ;:  l     ` 、
   , -'"       /   //◎_/ 〈   イ 〉 ◎/⌒ヽ;;| ;:   .l      `'ー-、_


55◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:29:57 ID:oaSKaYcU

         / // ///:|  | / | / / / //  ! |/ // / / / /
        / // /'|/|/! / / / /ィ/ /¨//`ヽj/// / / / /
        /|// / | /| / /─| |/ |/ //   |//|// /  /    他国よりも早い断絶、そして現地の王、
       ∧| /^ヽ/|/_| /´ ̄! /   ー-=zx、!/ \ / /      そしてフランク王国の本拠地であったガリアを
       Ν/  ,; ヽィ'7'/    |{!    ゞミ、弋えラミ、厶イ;; ,; ;     殆ど領有していない東フランク・・・・・・。
      ∧{  〃 {ノ/,/     l|八    ⌒ヽ  }}  }lト;; ;'
      { V //ヽ|         \      ̄ ̄>’ √\\三≧  それが意味するのは、
      ? {::.. |/    /`ヽ      \        ィ仁二\\/  東フランクのフランク人の
       |ハ ∨      { {r‐、       `ー一r≦シ⌒ ̄ `ヽ/   現地のゲルマン人との一体化だ。
       ?} /       \            ̄       ヽ
     r=/ ;゚             ト=-             r─  ─一〉
   ノーノ;ハ {           ヽ‐=ニ=‐        ヽ   フ::::/
 イ′ |  ヘ ';                \‐=ニ三ニ=‐ 、 \  .:::::::;/ヽ
     |  八ハ                 \‐=ニ三ニ=‐- 、ヽ  ̄
    |   \             \ `  ‐=ニ三ニ=‐ヽ\ |
     |     \               ヽ    ` ‐=ニ三ニ 〉 ノ



             ____
           /   ― \
           /   (● )  ヘ\      如何いう事だお?
        |   (⌒   (● ) |
         ヘ     ̄`、__)  |
           ヽ           |
         , へ、      _/
            |          ^ヽ
            |      1   | <メモメモ


56◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:31:50 ID:oaSKaYcU

            ,斗'¨¨¨¨¨¨¨¨¨`ヽ、_
          r‐'”ヽf^Y⌒^^⌒ー^ー^Y、廴     元々、東フランクの住民は、
         r'\\ {ト、丶 丶 丶丶 ゙込     地理的にゲルマン人が多いし、
        ,イヽ、 ヽ八Ⅷ、 \ \ \ヽ 、 ゙Y    その影響も多大だった。
       /-‐   、、州拆 Ⅶ、 ヽ  ヽ、  }
       } / ̄シ´    Ⅵ\\Ⅶ、ト、i、iハ    だから分裂して勢力を弱めたフランク人は、
       { / ノ      l|lハiト、i、ヽi|i|i|l|l|_}   現地のゲルマン人と一体化してしまったのだ。
        Ⅶ,イ       リ|| l|ヽト、l||l|l|l|ノリ
        fヽ{,,ィ竺ミー-、__j ゙リ、l|_l|斗l|刈リr                 元々、彼らもゲルマン人だ。
        { トヽf´ ̄ ̄ ̄ヽ___f´,ィモチア }}l) }( ̄ ー──‐- 、____    一体化にそれ程、時間は、
       八.ヾト{      }ニニ{ ゛`゙゙゙´ ノ |‐':: \ー──‐-ミ   \\__ かからなかっただろう。
    ,斗'”ヽ/゙ヽ{ 乂___ノ ̄i⌒ー─‐'┐}:i:i:  \ :i:i:i:   :i゙ー‐┴┘}
 ,斗'”(:::::)ノ/:i:i:i八   、___ ‐、j_r‐' ___ノ ノ/l:i: :i   \ :i:i:  :i:i:  :i:i }
   .>'” ./:i:i:i:/:i会。  `ー-ミー─彡'´ ,イ :}、:i: i.   ∨ :i:  :i:   :i:l
 >'”:i:i:i: /:i:i:i:/:i:i∧:::≧s。  `¨¨¨´ .,イ . :.|::}:i:  i:   ∨i:.   :i:   |
   :i:i: /:i:i:i:/ :/:::ト、::::::::..` ー─=≦  . : :.} Ⅵi:  i.   ∨i:.      |
   .:i:ノ:i:i:i:i{  {:::::{::Ⅵ:゙": : : /Y⌒Y、. : : : :/ :Ⅵi.  :i.    ∨i:. 丶  :}
   /:i:i:i: /  |::: :ト、}}:.0: :/ 〈::::::::〉 \:0/{ :. Ⅵi:.   :i:   ∨i:i:. \ ノi
 /:i:i:i:i:  /:  ハ::. {::::\/:::::  〉::〈  :: ゙´,イ :::. Ⅵi:i.  :i:i.  \:i:i:i:i:i.ヽ
 i:i:i:i   /:i.  j::}::.ム::::ヽ:  ゙rイ(0)ト、  :/ j  ::::: Ⅵi:i:i  i:i:i:i.  \:i:i:i:i:}


57◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:32:38 ID:oaSKaYcU

         / // ///:|  | / | / / / //  ! |/ // / / / /
        / // /'|/|/! / / / /ィ/ /¨//`ヽj/// / / / /
        /|// / | /| / /─| |/ |/ //   |//|// /  /    そして、フランク人の同一化と共に
       ∧| /^ヽ/|/_| /´ ̄! /   ー-=zx、!/ \ / /     ラテン語は、次第に話されなくなり、
       Ν/  ,; ヽィ'7'/    |{!    ゞミ、弋えラミ、厶イ;; ,; ;     ゲルマン由来の言語が、主となったのだ。
      ∧{  〃 {ノ/,/     l|八    ⌒ヽ  }}  }lト;; ;'
      { V //ヽ|         \      ̄ ̄>’ √\\三≧  しかし、その過程で
      Ⅵ {::.. |/    /`ヽ      \        ィ仁二\\/  多数のラテン語由来の言葉が、
       |ハ ∨      { {r‐、       `ー一r≦シ⌒ ̄ `ヽ/   ゲルマン由来の言語に入り込む事となった。
       Ⅵ} /       \            ̄       ヽ
     r=/ ;゚             ト=-             r─  ─一〉  もちろん、それ以前から
   ノーノ;ハ {           ヽ‐=ニ=‐        ヽ   フ::::/  ラテン語由来の言葉は、
 イ′ |  ヘ ';                \‐=ニ三ニ=‐ 、 \  .:::::::;/ヽ   入って来ていただろうが、
     |  八ハ                 \‐=ニ三ニ=‐- 、ヽ  ̄     これが、最も大きな要因だろうとされている。
    |   \             \ `  ‐=ニ三ニ=‐ヽ\ |
     |     \               ヽ    ` ‐=ニ三ニ 〉 ノ


58◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:33:11 ID:oaSKaYcU

   / ̄ ̄\
 / ノ  ヽ /\'ー、       ,, ..,、
 |  ( ●)( /  .\` 、   . // /    なお、この際に入った言葉としては、
. |  (__人/     \ヽ、,.// ../    ローマが、進んでいた法律や行政等、
  |    ` /       ``77   /     それらの制度用語が、多いとされる。
.  ヽ   /          / /   /
   ヽ.. /      fヽ、/ / , -,./
   /./     r-、 ヽ ∨,ノ /
   |. \   〈\.\,〉 `,  f
    | . \  (ヽ ヽ `..   |
    |    .\ \      ノ



       ./ ̄ ̄\
       / ヽ、_   .\
     . ( (● ) .   |    また、フランス編でも触れた様に、
     . (人__)     |    逆にゲルマンの言葉が、ラテン語化したものもある。
     r‐-、    .   |
     (三))   .   |     特にフランク人が多くを占めた
     > ノ       /     社会の機構や制度に関する用語、
    /  / ヽ、 .   /      軍事に関する用語等がそうだな。
    /  / ⌒ヾ   .〈
    (___ゝ、  \/. )
      . |\    ,.1
      . |  \_/...|


59◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:33:40 ID:oaSKaYcU

            ,斗'¨¨¨¨¨¨¨¨¨`ヽ、_
          r‐'”ヽf^Y⌒^^⌒ー^ー^Y、廴     ・・・・・・さて、時代は進み、10世紀中頃。
         r'\\ {ト、丶 丶 丶丶 ゙込
        ,イヽ、 ヽ八Ⅷ、 \ \ \ヽ 、 ゙Y    西フランクでカペー朝が、誕生するより少し前、
       /-‐   、、州拆 Ⅶ、 ヽ  ヽ、  }    東フランクでも新たな政権が、誕生していた。
       } / ̄シ´    Ⅵ\\Ⅶ、ト、i、iハ
       { / ノ      l|lハiト、i、ヽi|i|i|l|l|_}    その国家を神聖ローマ帝国と言う。
        Ⅶ,イ       リ|| l|ヽト、l||l|l|l|ノリ
        fヽ{,,ィ竺ミー-、__j ゙リ、l|_l|斗l|刈リr
        { トヽf´ ̄ ̄ ̄ヽ___f´,ィモチア }}l) }( ̄ ー──‐- 、____
       八.ヾト{      }ニニ{ ゛`゙゙゙´ ノ |‐':: \ー──‐-ミ   \\__
    ,斗'”ヽ/゙ヽ{ 乂___ノ ̄i⌒ー─‐'┐}:i:i:  \ :i:i:i:   :i゙ー‐┴┘}
 ,斗'”(:::::)ノ/:i:i:i八   、___ ‐、j_r‐' ___ノ ノ/l:i: :i   \ :i:i:  :i:i:  :i:i }
   .>'” ./:i:i:i:/:i会。  `ー-ミー─彡'´ ,イ :}、:i: i.   ∨ :i:  :i:   :i:l
 >'”:i:i:i: /:i:i:i:/:i:i∧:::≧s。  `¨¨¨´ .,イ . :.|::}:i:  i:   ∨i:.   :i:   |
   :i:i: /:i:i:i:/ :/:::ト、::::::::..` ー─=≦  . : :.} Ⅵi:  i.   ∨i:.      |
   .:i:ノ:i:i:i:i{  {:::::{::Ⅵ:゙": : : /Y⌒Y、. : : : :/ :Ⅵi.  :i.    ∨i:. 丶  :}
   /:i:i:i: /  |::: :ト、}}:.0: :/ 〈::::::::〉 \:0/{ :. Ⅵi:.   :i:   ∨i:i:. \ ノi
 /:i:i:i:i:  /:  ハ::. {::::\/:::::  〉::〈  :: ゙´,イ :::. Ⅵi:i.  :i:i.  \:i:i:i:i:i.ヽ
 i:i:i:i   /:i.  j::}::.ム::::ヽ:  ゙rイ(0)ト、  :/ j  ::::: Ⅵi:i:i  i:i:i:i.  \:i:i:i:i:}


60◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:33:54 ID:oaSKaYcU

       ヾ..、  ト、 ,ヘ  _
  __≦ミ、\::`ヾ::`::::::::´:/___               オットー1世
  `ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/                Otto I
   /::::::::::::::::::::::::::::__:::::::::::::::≧_
 /_/::;ィ:::::::::::::::::::::::::\;;;;ヽ:::::::::::::/               神聖ローマ帝国初代皇帝。
´ ̄/ f;/:::::::::::::::::::::::::::ヽ:\;;}:::::::::::::`ヽ、
  /-ァ/:l:::::!::|\ヾ、ヾ、;::ヾ、ヽr‐、:::::::<´              マジャール人等の外敵を撃退し、
  /イ:::;!:|::Ll_  x≦r.ト、::iヽ:ヽ }::::ト、ヽ._            諸侯からの信頼を勝ち取り、
   |:/l::|:::代、 "らム! ヽl ハ:V::_ゝ`             また、教皇ヨハネス12世の救援要請に
   |' }ハ::ハ,.¨     〈ヽノ:::L_ヘ                応じた事で教皇からローマ皇帝の冠を頂いた。
      .|从ゞ、 - ‐  /::::::::l >`i
         _ > ー<´:::::> ´  |               このオットーの戴冠という行為で
       i(    <´r"     人              神聖ローマ帝国が、誕生したとする多い。
        ヽ ´! /^ヽヾ__ ィ ./    > 、
        r ´ .ハ    __,イ    /   `ー 、        しかし、この教皇から冠を頂くという事は、
       ハ ハ:::::`¨::/r´/   /         〉      裏を返せば、教皇が、冠を授けなければ、
      ./ Y `r―// /   f´         i       神聖ローマ皇帝になれないという事であり、
       /  { 〃 // /    {       , -.、/       以後の神聖ローマ皇帝は、イタリアに居る
      /  ハ ii  /' ./    ヘ     / r≠イ ̄i     ローマ教皇に配慮をせねばならず、
     〈 /‐.l l /' ./      \   / ///  }、    この事が、ドイツの中央集権化を遅らせた
      ,V / l /' ./    _....ィ::´:>r`ー'//   ハノ    原因となったとされる。
    // / l ./ニニヽ..‐::´::::_:::/    .//  ./} }


この神聖ローマ帝国の初代皇帝になった人物は、
ザクセン公国のオットー1世という人物だ。

彼は、後のハンガリー人となるマジャール人を
レヒフェルトの戦いで破り、東フランク国内の有力者達の信頼を勝ち取り、
また、教皇ヨハネス12世の救援要請に応じた事で教皇からローマ皇帝の冠を頂いた。

これによって神聖ローマ帝国が、誕生したとされる。


61◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:34:14 ID:oaSKaYcU

             / ̄ ̄\
          /   ⌒ ´ ⌒     なお、この『Otto』「オットー」と言う人名は、
.         |    ( ●) (●)    ザクセン公国の住民、ザクセン人という部族の
          |     (___人__)    伝統的な名前だったらしい。
          .|        ノ
           j        |
         ..ノヽ、    , ノ       _
  ,. ー、一一´:::::::::::::≧ーー"7          i' Y
. / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.`-、       i l _
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. >-、   | lフ ト、
.::::::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ  i/ ,.イ 丿
:::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. v:: l /  i'r ´,.ィ
:::::::::::::::::: l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l::: l j  丿r´,.ィ
:::::)::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::: 八   `チ



                   / ̄ ̄\
                  /   _,.ノ `⌒           この起源は、定かじゃないが、
                  |    ( ●)(●)          古ドイツ語の『Ot』(所有)であるとか、
                  .|    (___人__)
                  |        ノ           北欧神話での豊穣の女神である
                  |        |_,-‐、  / ⌒)   フレイアの夫、『Od』「オード」である
                  .人、      厂丶,丶,丶´ / ̄    とか様々あり、定かでない。
               _,/( ヽ、.,ヽ., ___,く_ソ    __ノ
        _, 、 -― ''"::::::::::::\:::::::::::::::::::::(    <"ニ‐-、
       /::::::::::':、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r  /⌒ヽ::::::: )
      丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V/..... ̄ ',:::::|
     i .:::::::::::::::::::::|;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〈 ::::::::::::::... ',::.
    / ..::::::::::::::::::::::!;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::\:::::::::::::::;;;ハ ::::::::::::::::::.. ',


62◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:34:46 ID:oaSKaYcU

            >´ ̄  ー </// ヘ |  ヽ\
           /           ヾ ノ l   i i |
         /            ∨ / ノ| l |ハ
     /\  /     ─ ー=ニ=‐x  ∨ / j //! |
   / /ヽヽ/ー    _  / ̄ ̄\ヽ Ⅵ /// ||
   / //^l |  ̄  ─  y; -‐=ミ、_Ⅵ;ノ|//// / ,′
.  |  |;'r‐{           |{   \{{i;jメ}zt|/// /|/   ・・・・・・さて、ここで注目してもらいたいのは、
.. 八 ヽ! /     _    {l   ⌒`ミ1厶7i^V|/     彼の出身だ。
   〉、 Y      { r‐、    ヽ __ ノ¨⌒{_ノ
..  彡 }_j        \            ヽ       ザクセン公国とあるだろう。
 ̄                   ‐t=‐-    ー─一〉
─、    i           \ ` ‐=ニ‐   r  ´       これは、ゲルマン人の一派、
  >x、八          \ `‐=ニソ__」          ザクセン人(サクソン人)が、主体の国家なのだが、
\    `>、          `ー‐ {´           ここから王が出るという事は、
  \     `  、         √           フランク人の影響力が、
   \       `  、     /            薄いという事が分かるだろう。
     \         ` 、 ィ´



       ____
     /      \
    /  ─    ─\       確かにそうだお。
  /    (●)  (●) \
  |       (__人__)    |
  \   ⊂ ヽ∩     <
    |  |  '、_ \ /  )
    |  |__\  “  /
    \ ___\_/ <メモメモ


63◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:35:42 ID:oaSKaYcU

                  f三=、ミヾi{ノjリハ|l | l|l|! |l| l li iliヽ
                  ,仁ニ≧ー''゛''"'ヘ|l i i|l| |i| | li ll トl   カペー朝では、ある程度フランク人が、
                 /彡ィ',r=-_、、、 ,,jNHトl、_lトl、l |l |l|l|   影響力を持っていたが、神聖ローマ帝国では、
                 k彡イr;≦ニ_ミk==衫ニ仕ミNトl、| |l |l l|  それが、かなり薄い。
                ,/´-ト《 '┴゚'ヾソl;=t{く(_句ヾYl}ト|l | l|l l  
                { { rj ` ー=彳{  `ヽ二≧'人lハlリハリ  つまり、もうこの時点で、神聖ローマ帝国内の
                ヘヽ!|      ヽ) ゝ   ` ̄  lKイナ"   フランク人は、同化してしまっており、
                 ト、l   ^ー‐--、、____,う フ ム'/     現地のゲルマン人が、
                 ヽl.      ̄`ー-     jノ      中心となっていた事が、分かるのだよ・・・・・・。
                  」l 、            /
              _ノ>'´小、ヽ、      ,.  /\_
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ '´ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /


64◆S.DnKL8wio2014/11/22(土) 22:35:58 ID:oaSKaYcU

これにて本日の投下は、終了とさせて頂きます。

見て下さった方々に感謝を。

明日は、時間があれば、12時頃から投下を予定しております。

それでは、お暇な時に覗いて下されば幸いです。


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